ルアーブル戦術研究 鋼鉄戦略再考

鋼鉄戦略、強いですね。最重要メタの一角であることは疑いない。

鋼鉄戦略への対抗戦略

鋼鉄戦略のキーになる建物は

  • 炭鉱
  • 製鉄所
  • コークス工場
  • 製鋼所

この4つ。この中で、炭鉱は中盤までに登場し、また建設コストもそれほど高くないので建てるのを防ぐことは難しい。製鉄所、コークス工場、製鋼所の建設を意図的に遅らせる。

上記に対する鋼鉄戦略側の対抗策

  • 製鉄所は12金で「購入」ができる
  • コークス工場は、資材市場に2回通えば建設できる

製鋼所が最大の関門。製鋼所が建設される気配がなさそうな場合、レンガを6個くらい作って建築タイプのプレイヤーを牽制するしかない。2手番を浪費する格好になるが、仕方ない。

コークス出荷のエスケープルート

炭鉱に多めに通い、コークスを大量に生産する。まず一度出荷して手元資金を確保し、製鋼所を購入してしまう。4人戦だと手数が厳しいかもしれない。3人戦では十分に狙える方法。

建築型の有利不利

現状の見解では、建築一本で勝つには状況が味方しないとかなり苦しいかなと。銀行などのボーナス点の取れ具合によって結果も変わる。4人戦の場合、3人が建築に行くと勝算は薄い。建築重視1人、出荷重視1〜2人、中庸1〜2人くらいの戦略に分かれるのが理想。特別な建物で家具工場などの特殊な得点源カードが出た場合は、建築重視の人は多少やりやすくなるかも。
建築重視型といえど、銀行/市役所ボーナスを考えれば出荷ないし特別な建物での資金調達は必要になる。ボーナス対象になる街の建物を購入するためだ。また、公共事業で勝手に街の建物になるタイミングは慎重に見なければいけない(建設予定の高額建物が街に行ってしまうと、建物価値だけでなく建築のための資材集めの手数が無駄になる。
総じて、建築型の方が場の状況を良く観察することを強いられる。やはり上級者向けの戦略だろう。