ゲームスペースに関する考察

最近「横浜あたりにボードゲームスペースがあったら面白いかなー」などということをぼんやりと考えてます。実行に移す気とかはまったくなく、妄想のレベルではあるんですが。


ボードゲームカフェの成立要件については、以下に興味深い考察があります。
ボードゲームカフェの成立要件 - 妄想科學倶樂部


件の記事は、「常に対戦相手がいる店を実現するためには1店あたり何人ぐらいの常連客が必要か」という視点での考察になりますが、運営という観点になると、事業継続のために

  • 固定費(テナント料+光熱費)をペイするか
  • 人を雇うとした場合は人件費も含めてペイするか

といった点を詰めていく必要があります。
横浜駅近辺ですと、隣の東神奈川駅周辺も候補に含めて、賃料15〜20万円程度が必要そうです。光熱費や最低限の人件費も勘案すると、売上30万円あたりがボーダーラインでしょうか。
平日需要がネックになりそうだという点を加味し、休日だけで売上の大半をカバーする場合の必要額を考えてみます。休日が月平均9回あると仮定して、1日あたり3万円を売り上げれば休みだけで27万円。あとは平日でトータル3万円を売り上げることができれば、なんとか30万円に届きます。


客単価をいくらにするか次第になりますが、3万円を維持するためには客単価2000円なら15人、客単価3000円なら10人が必要。うーん、まぁ無理な数字ではないかもしれません。ただ、自分がゲームスペースに行って3000円払ってまでゲームやりたいか? しかも常連になりたいか? と考えると激しくNo! です。やはり2000円以下には抑えたいところ。
横浜近辺(東は都心に近いので、むしろ西側の需要ですね)がどれだけあるか。そのあたりにも影響されてきそうです。


あとは、立地を良くするなど気軽に訪れやすい環境にするための経費をどれだけかけるか次第ですかね。平日需要を捨てるなら、多少は立地を犠牲にしても問題なさそう。逆に、平日常用をある程度見込みたいなら、立地は無視できない要素。といったところでしょうか。


実際のところ、需要がどれくらいあるか見えないのが、二の足を踏みづらいところではありますね。