ルアーブル戦術研究 木造の船の購入

木造の船

  • 購入価格 14フラン
  • 資産価値 序盤は2フラン

購入か建設か

  • 建設には当然ながら造船所が必要
    • ラウンド4〜6くらいに最初の造船所が建つか、街の建物になるケースが多い
  • 最速で船を建造できる前提ならば、購入のメリットは薄い
    • 造船所が建設計画エリア上のどこにいるか?
      • 上の方にいて、かつ造船所の上方にある建物群のコストが低ければ早期に造船所が建設される可能性は高い
      • 逆に、下の方にいる場合や、造船所の上に食肉処理場などの鉄を使用する建物がある場合は登場が遅くなると考えた方がよい
    • 造船所が利用可能になったとして、最初に船を建造できるか?
      • 上家次第。上家の建築志向、造船所の評価、鉄の保有数などを考慮すべき
      • しかし、下家が木材5、石炭1をそろえている状況でわざわざ造船所を作りにいってくれるか? という疑問もある
      • 街の建物として落とすことを考えるなら、ラウンド4の終了時に落とす前提で最も有利なのは3〜4人戦ならばゲーム開始時のスタートプレイヤー(∵最初に建設計画エリアから街へ建物が落ちるとき、次のラウンドの一番手はスタートプレイヤー)
  • 購入は不確定要素を減らしてくれる
    • 14フランさえ用意できればよい

購入への道筋

  • 建設コストが安く、資産価値が高い建物を狙って建設する
    • 製材所(資産価値14、粘土1鉄1)、炭焼き場(資産価値8、粘土1)、漁場(資産価値10、木材1粘土1)
    • これらを売却して14フランをつくる
  • 木工所に木材を投げ込んで5〜7フランをつくる
  • 建設計画エリアの配置は重要
    • たとえば、製材所と炭焼き場が縦に並んでいる場合などは、容易に14フランをつくることができる可能性がある
    • 例) 粘土2→中央市場(鉄+魚)→食糧供給→建設会社で2フラン支払って製材所と炭焼き場を建設→両方売却して11フラン。手元の3フランとあわせて14フラン

船を購入することによる影響

  • 食糧事情の緩和
    • 自分が食糧を取りに行かなくてもよくなる反面、食糧がプールされやすくなり他家を利することにもなる
  • 資金の枯渇
    • 購入直後は、一時的に何もできなくなる
    • 中央市場に入れるよう、1フランは手元に残しておけるとよいかもしれない

2つめ以降の船について

  • 2つめの木造の船までもを購入するのはやりすぎ感がある
    • ただし、木材の入手が難しい場、造船所の登場が遅い場、順番的に船の建造をしようとすると待たされそうな場合など、特別な状況においては購入を考えるのも面白いかもしれない
  • 木造でない船の購入について
    • コストを考えると、現実的ではない

補遺

  • 5人戦においてはこの限りではない
    • 船そのものを建造しないという選択肢も充分あり得るため